乳幼児を育てていくことを育児と言いますが、子育ての悩みは乳幼児期を過ぎても続き、高度情報化社会の現代であってもつきることはありません。とくに初めての子育てであれば、情報はたくさん収集できるものの、忙しい毎日であふれる情報に対して右往左往することも少なくないでしょう。
小児科というのは、単にお子さまの病気に関すること、予防接種、健康診断の受診だけを範囲とするものではありません。なかでも小児科医は、発育に関する知識が豊富であるほか、医療に関する経験も豊かです。その観点から、ご家族さまの様々な悩みを聞いて、アドバイスや指導をするというケースも少なくありません。
近年は核家族化も進み、個人の尊重が重視されてきてはいます。ただその反面、孤立を感じながら子育てをしているお母さんやお父さんも少なくないと思われます。また話せる相手がいたとしても、あまりにも私的な悩みで気が引けてしまうということもあるかもしれません。そんなときは、遠慮なく当クリニックで行っている育児相談をご活用ください。完全予約制なので、事前に受付にてお電話等で予約する必要はありますが、育児に関するお悩みを存分に打ち明けてください。
なお、ご家族さまがお子さまの「かかりつけ医」として当クリニックを利用されていれば、普段の様子を医師がわかっているということもあります。そのため、どのような状態にあるのかというのを言葉でうまく表現できないお子さまに変わって代弁するというシーンもみられるかもしれません。